継続すること
中小零細企業にとって事業を継続することは至難の業。
同一事業で同一品番にて50年間続いているのが、ビニロン寒冷紗。
これは素材のチカラ、ビニロン糸の力によるところが大きい。
メーカーにとっては、素材力は一番大きなチカラ。
ショップでの小売販売の場合、ヒット商品の寿命は5年くらいがよいところ。
50年もの間販売を継続できることは、小売業ではあり得ません。
他方、蚊帳生地ふきんの寿命は35年~40年くらい。
これはこれで凄い。
これは素材の組み合わせ力によるところが大きいように思われる。
いずれにせよ、作ること、販売すること、広めること、これを1企業でしなければ、明日へとは繋がらない。
企業規模と事業内容によって、どの道を歩むべきか?覚悟が必要である。
ましてや新規事業をする場合、継続しながら事業バランスをいかにとるか?
売上至上主義になってはいけない。
堅実な経営で売上が後からついてくる。
小柱事業を多角化しつつ、お客様のニーズをキャッチしながら商品を組み合わせる。
こんなイメージが理想形。
口では何とでも言えるが、生身の自分が実験台。
辞めるも、進も己次第!
反芻しながらロケットは上がっている。
奈良蚊帳の灯を消してはならない。