丸山繊維産業ブログ

生産契約

受託の場合、通常契約なるものがある。 4半期の契約は遠い昔の話。 今や数量が無くなれば作る。 販売計画、予算、過剰在庫は悪、滞留在庫はもってのほか 1年滞留で原価は評価変え、メーカーなら半値? 2年で価値は¥0 これが今の姿。 大事なことはここから 自社ブランドの場合、契約を本来ならつけねばならない けれど、現状は異なる。 会社が勝手にカンバン生産している。 カンバンが正しいとは限らない。 営業の販売予算、販売数量、これに基づいて生産すべきもの 会社主導でものづくり 生産する根拠 厳格に数量に責任を持って生産する。 基本が分かっているようで、分かっていないのが現状。 いかに適正在庫を算出するか? 会社存続の別れ道。 契約という概念は大切なこと。 契約があれば生産の戸籍も残るので 滞留在庫も鮮明になる。 生産を基本から見直す必要があるかもしれません。 IMG_0639.JPG

仕組み創り

今年は1年をかけて、人に纏わる仕組み、経営に関する仕組みを鮮明したいと思います。

中小零細企業の景気は一段と悪い方向にむいている中、世界の主要人物がものを云うたびに、為替が大きく変動。

余裕のない、上がり下がりの大きい年にならざるを得ないのかもしれませんね?

日本も政府と日銀が一体となっていること自体、昔では考えられないこと

それがいつの間にやら国民の資産を担保に景気対策

良くなっているのは大企業のみ

中小の我々はこれからどうしていくか?

自身で考えるしかありません。

考えが至らなければ、そこでお終い。

厳しい時代が来ています。

明確な仕組みでデザインすることができるか?

問われています。

漢字でいうなら、脱皮!変化!

できるかどうか?1年かけて!

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2016年 申年 

今年は大変な年になりました。

人、仕事、売上、場所、地殻変動の年でした。

良いことも、悪いことも、ごちゃまぜ

そんなものですね?

こんな年もありますよ!

いつも平平凡凡という訳にはいきません。

もう一度ゆっくりと振り返り見て、我が振り直せ。

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コアの仕事、付加価値の仕事、枝葉の仕事、新たな仕事

いろんなポジションでバランス取りながら、牛歩千里行く。

キャッシュフロー

手元現金、いくら残る?

毎月やっている仕事

支払と入金

即座にわかる画面

パソコンでやっているようで仕組みが不完全。

入金日に、どこから、どの口座に、いくら?入金があるか?

最終集計までを

入金予定日、誰もが、このアイコンを押せば、解る仕組み。

新卒者でも、ベテラン社員でも結果は同じ内容

できているようで、できていない情報システム

役立つシステムへ毎年改良したいものです。

新電力

昨日より新電力にチェンジ!

試算では年間約8%の経費節減

二年間据え置き。

実際にどうなるか?

廃炉負担や、国の施策により変動の可能性もあり?

経費削減できるところは残り少なし。

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営業サイジング

奈良の機屋さんを限定に営業サイジングを検討します。

タテ糸総本数400本~3000本くらいまで

糸は20/1~30/1~40/1が対象です。

ビームフランジは940MMまで

ビーム幅は230CMまで

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原糸の種類は綿、レーヨン、ポリエステル、ビニロン、その他混紡の紡績糸ならOKです。

原糸は弊社で仕入れも可能です。

糸のヨコ持ち運賃も不要となります。

宜しくご検討下さい。

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オリジナル商品開発

見えているようで見えていないのが自社商品

売れ筋商品はわかっても、それからの応用ヒラメキがでないもの

ハングリーさがないと開発エンジンがかかり難い

自身もそうであるがピンチがあって初めてエンジンがかかる

人間、俵いっぱいのところからが本当の正念場

新しい商品、新しい市場、新しい顧客、この5年が運命の分かれ道。

織りとは?

繊維の中でも足の長いのが織り

タテ糸とヨコ糸はそれぞれに準備して

原糸投入から織物の初反が上がるまで約2週間はかかる

1ロット完了するまでに一ヶ月もかかる。

ここまでが生地、これから仕上げ加工があり、パターンがあり、縫製がある。

人件費の高い日本ではどんどん繊維からの撤退が始まって

海外生産、現地調達が行われている。

メーカーは機械を稼働させてなんぼ

昔はこれに見合うだけの量があったが、今は違う

量がない時代、どうやって生き残りができるか?

中途半端な企業が特にあぶない?

そう時間は残されていない。

経営バランスをどうとっていくか?

1社集中の受注体制では未来はない。

弊社の場合、始まりは商店、商いの店、丸山商店、今は加工メーカー

メーカーに拘りながら、商社機能やSPA OEM ODM ECサイトなどジャンルを複合化させて固定費捻出

簡単にできるものではないが、この道を行くしかない。

覚悟をしながら、新しい流れも生み出して、新規顧客をキャッチして

今の流れから取り残されないよう前進したいものである。

企業体質の改善

会社の作業効率のアップと勤務時間の短縮

永遠のテーマですが、ダラダラ勤務を無くして、いかに効率的に生産を行うか?

9月下旬より勤務体制を見直して再スタートしています。

メーカーは稼働時間が命

時間短縮は大きな賭けでもある。

時短をカバーできるのは高付加価値商品の創造しかない?

情報システムも新たに追加しながら、独自のシステム構築

更にシステムを進化させて

今年は大きな節目の年。

売上ジャンルも多角化させ、景気に左右されない体質を構築する。

狭き門より入り、どこにもない企業体質を作る。

3年目標で挑戦!

インターンプロジェクト

来年2月からチャレンジします。

弊社の弱み、強みを分析しながら会社にあったプロジェクトをご提案頂き

特定非営利活動法人ならゆうしの西尾さまからご提案

お若いながらスマートな営業提案で感謝です。

地場産業をキーワードに若手人材教育

繋げる会社、と繋げていきたい会社とのマッチング

逆に学生さんが入ることにより社員が覚醒する可能性もあるかと

いろんな試みで、今の蚊帳織りの染織技術を伝承できる体制を整えていきたいと思います。

紹介して頂いた奈良若者サポートステーションの馬渕さんへありがとう!